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シイタケ菌糸体培養培地抽出物・LEMとは
LEMは、《シイタケ菌糸体培養培地抽出物》と言い、シイタケの菌糸体を長期間培養し有用なエキスを抽出したものです。
シイタケの子実体(きのこ)は、シイタケの菌が原木やおがくず等を分解しながら生育して、後に原木の表面に発生します。
LEMはサトウキビから砂糖成分を採取した後の“バガス”と“米糖”の培地にシイタケ菌を接種し、シイタケ菌の独自の酵素により生育していく中で得られる代謝産物とシイタケの菌糸体を自己の酵素により分解して得られる成分全てを自然の力で抽出して得られた物質です。
LEMは、納豆・チーズ・ヨーグルト・味噌・醤油・お酒・乳酸飲料等と同じ醗酵食品の仲間です。
醗酵とは、微生物やそれらの酵素が人間にとって有益な物質を作り出したり有効な手段となる事です。
シイタケ菌糸体(白い部分)が増殖している過程
シイタケの菌糸体を、バガス(さとうきびの繊維)と米ぬかからなる培地で培養、子実体(キノコ)発生前に自然の力、酵素を働かせ菌糸体を分解し、抽出。
培養 | 原料である『バガス(さとうきびの繊維)』と『米ぬか』を使用した培地でシイタケ菌糸体を培養 |
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分解 | 培養を完了した培地を加水・加温し菌糸体に含まれる、酵素を働かせて菌糸体を分解する(自己消化)。 |
抽出 | 温水でゆっくり時間をかけて抽出する。(これがLEMの水溶液) |
LEMの実力とそのエビデンス
LEMの大きな特徴は、通常のキノコに含まれる多糖類はもちろん、一般のキノコ製品には含まれていない水溶性リグニンを含むことです。天然のリグニンは自然界では容易に分解できませんが、LEMのリグニンは酵素により分解されて水溶性となっています。この水溶性リグニンには、元気を応援する働きがあります。
LEMの安全性と信頼
LEMの製造に用いられる胆子菌は昔から食用とされてきた「椎茸」を利用しており、安全性に問題ありません。また、LEMの安全性は公的機関での各種安全性試験(毒性試験、変異原生試験など)の結果からも、確認されており、砂糖よりも安全との結果がでています。
急性毒性 | ラット♂ | LD50 | 16,400mg/kg |
マウス♂ | LD50 | 19,600mg/kg | |
亜急性毒性(3ヶ月) | ラット♂ | NOAEL | 3,840mg/kg/日 |
マウス♂ | NOAEL | 6,740mg/kg/日 | |
変異原性 | 陰性(Ames test, Rec-assay,ウムラックテスト全てに陰性) | ||
皮膚感作性 | 陰性 | ||
水生動物 | LC5 | コイ | 906mg/kg(96hr) |
ミジンコ | 513mg/kg(48hr) |
水分 | 5.9g | 糖質 | 57.5g |
たんぱく質 | 12.3g | 食物繊維 | 9.1g |
脂質 | 1.0g | エネルギー | 306kcal |
灰分 | 14.2g |
粉体製品100gあたり (財)日本食品分析センターによる
LEMは種々の研究機関で、基礎研究・臨床研究が行われている学問的裏付けのしっかりしたものです。
詳しくは、LEMエビデンスをご覧ください。 |